2010/06/21

開発環境を用意する(2) -Sandbox環境を設定-

Salesforceでは、本番環境と開発環境という二つの環境が存在します。
本番環境とは、実際にユーザが開発したアプリケーションを実行する環境になります。
一方、開発用組織は、Sandboxと呼ばれ、開発だけでなく、QA、トレーニングのための独立したオンデマンドのアプリケーション環境です。
一般には、新しくアプリケーションを作成する場合は、このSandbox上で構築・統合・テストを行って品質を確認したうえで本番環境にインポートすることになります。

すでに本番環境でアプリケーションが配置されている場合、本番環境を実行しながら、アップデートや新規開発を進めることが可能になります。

それでは、Sandbox組織を作成してみましょう。

  1. free force.comにログインします。
  2. 設定 > データの管理 > Sandboxを選択します。
  3. 新規Sandboxをクリックします。
  4. 名前と説明を入力し、種別を「開発者」を選択して「コピーの開始」をクリックします。
    ※Free Editionでは、Sandboxは開発者用のみ1つをサポートしています。開発者Sandboxとは、データはコピーされず、構成のみがコピーされ、データはテスト目的に10MBまでとなっています。このように、Editionによって使えるSandboxの種類、容量、個数は異なります。
  5. コピーが終了すると、メールが届きます。
  6. メールに従ってユーザIDの後ろにログインします。
    または、sandbox画面でログインをクリックします。
  7. 作成したsandboxで作業を行います。